就活生のみなさん、こんにちは。
そしてこれから就活生となるみなさん、こんにちは。
株式会社花組の採用担当、松生(まつおい)です。
昨年末から本格的にスタートした2023年卒の新卒採用もいよいよゴールが近づいてきました。
コロナ禍での採用も2年を超えました。感染予防のさまざまな制限への対応にも慣れ、また制限の中で見出した新たな採用の方法にもトライすることができました。
いわゆる「新たな採用方式」がスタンダードになりつつありますが、採用担当として思うことは、どんな方式だろうが制限がかかろうが採用は人と人、人と会社が出逢う事に変わりがないと強く感じています。
対面でもオンラインでも伝えたいことは伝えられるし、聞きたい事は聞けました。就活生の想いはオンラインでも対面でもちゃんと伝わってくるのです。
今回の2023年卒の採用でも多くの就活生と話をする機会を得ることができ、沢山のお話を聞くことができました。インターンシップや会社説明会、そして面接を通じて花組にかかわってくださった就活生のみなさんたちのお話ひとつひとつが興味深く、感心することばかりでした。そんな就活生のみなさんとかかわりあい、そしてお話を聞けるのも採用担当の役得の一つだと思っています。
花組の新卒採用もそろそろゴールとなり、すぐに2024年卒採用の準備が始まります。
これから就活生となるみなさんもそれぞれの準備を始めなければとお思いのことでしょう。
就活生のみなさんとお話をしていると、多くの就活生が口にするのが「どの業界、どの仕事をめざせばいいのか、本当に悩んだ」という言葉です。
就活のスタートともいえる、「志望する業界、仕事」を選ぶ、見つけること、決めることがどんなに大変だったかと、みなさん口を揃えてお話してくれるのです。
でも、これってある意味仕方のないことなのでは?と思います。
就活生のみなさんはそれまで、中学や高校、大学の受験など、自分の「その先」を決める時、「偏差値」「通学が可能な距離」「理系?文系?」など、ある程度条件的に絞り込みながらその上で自身の希望や想いを重ねて進路を決めてきたことでしょう。
しかし就活は今までの経験とはまるで真逆のような作業です。選択肢も条件も可能性も無限とも思えるような状況の中から、自分のやりたい業界をみつけ仕事をみつけ会社をみつける事になります。まるで広大な大草原の中から自分の好きなポイントを探り当てるような、ある意味自由で途方もない作業のスタートとなるのです。
これに悩まない就活生はそういないはずです。悩んで当たり前なのではないでしょうか?
この就活という時間の中で悩み、自分を見つめ、新たな自分を見つけ、本来の自分に気が付いたりする、そんな時間となるはずです。これは「学生」から「社会人」になるために必要な時間であり、悩んだら悩んだ分、きっとその後の人生の力になってくれる時間だと思います。
これから就活生となるみなさん、ぜひたくさん悩んでください。そして悩んだりわからなくなったら誰かと話をしてください。もちろん友達と話すことも然り。でもできれば多くの「大人」と話をしてみてください。多くの大人は少なくとも学生のみなさんより早く社会へ出て仕事をしています。みなさんのその悩みはその大人たちのかつての悩みかもしれません。
多くの人と話し、自分の想いを言葉にし、多くの人の言葉に耳を傾けることで、自分の中にある答えや想いが浮かび上がってくるはずです。
まずは焦らず、自分の想いを言葉にして他人の想いの言葉を聞いてみましょう。
花組ではそんな悩める就活生と対話のできる大人としてきちんと就活生に向き合う、そんな2024年卒の採用活動をしていきたいと思っています。
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