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花組の二次面接は「食事会」です

就活生のみなさん、こんにちは。

そしてこれから就活生となるみなさん、こんにちは。

株式会社花組の採用担当、松生(まつおい)です。

就活真っ只中のみなさんは面接などの選考が続き、お忙しい日々をお過ごしかと思います。

そしてそろそろ自分たちの就活も視野に入れ始めた2025年卒の就活生予備軍のみなさんもいらっしゃるのではないでしょうか?

就活は一体いつ始めるのか?、なかなか悩ましい問題ではありますが具体的に動き出さないまでも、「どんな仕事があるのだろう?」「自分の好きなことが形になる仕事ってあるのかな?」と考えたりちょっと調べてみたりするのは何時からでもできることです。興味をもった、気になったことがあったらちょっと調べてみてください。その先に思わぬ面白さを見つけることができるかもしれません。

さて、今回は花組の二次面接についてお話します。

花組の新卒採用を行なっているのが二次面接での食事会です。

一体どんなものかというと、

応募者のみなさんと花組スタッフが一堂に会し食事会形式で行なう二次面接。

食事をしながら花組スタッフがみなさんのお話を伺うとともに応募者のみなさんからの質問、番組制作のこと、仕事のこと、花組のことなどなどをどんどん聞いてもらう

そんな二次面接です。


新卒採用を始めてすぐに上がった課題は「よりその人らしさを知る方法」でした。

どうしても面接会場で向かい合って話を聞くだけでは、その人がどんな人なのかを知ることに限界があるのではないかと感じていたのです。


一次面接では業界、そして花組への志望理由やガクチカ、番組制作に対しての想いなどしっかりと聞かせてもらいます。二次面接ではそれをふまえてより「その人らしさ」や「人柄」、「何が好きでどんなことをやりたいと思っているのか」そんなことを知りたいと思っています。なので、参加する応募者のみなさんがより自分らしさを出せるように、そしてそれをゆっくり打ち解けた雰囲気で私たちに伝えられるようにと食事会形式を試してみることになりました。


やってみると、これがなかなかいい感じなんです。

食事をしながらざっくばらんに応募者も花組スタッフも話をする、そんな時間になりました。そんな雰囲気の中だからこそ、会議室みたいな面接会場で向かい合っている時には聞けないその人の話や人となりがガンガン伝わってきます。それはまさにその人の「魅力」です。そしてこの業界を目指しながらもわからないことが多かった応募者のみなさんからも現場スタッフにどんどん質問がとんできたのです。これはインターンシップや説明会では説明しきれない番組制作というものをまさに今番組制作に携わっているスタッフが話し、そして参加者のみなさんへの理解へとつなげてもらえたのです。

それ以来、花組の二次面接は食事会形式となりました。


そしてもうひとつ、予想していなかった効果もありました。それは参加した花組スタッフの採用や後輩育成への意識の向上です。

食事会形式を行う前は、採用担当が決定した新人を現場が4月に初めて受け入れることになり、現場スタッフと新人の距離感もちょっと遠目からのスタートになっていました。

けれども現場スタッフが二次面接から採用に係わり、その時点で花組に入りたいと思う就活生と話をすることで、4月入社の時点の両者の距離がとっても近づいたのです。自分が採用に係わった新人だと思うと距離が近くなる、かわいいと思うのは人情というものでしょうね。より新人育成にも気持ちがこもってくるはずです。それに応募者からどんどん投げられる質問は自分たちの日々やっている仕事に関して改めて考える機会になったのではとも思っています。日々仕事をしていると、なかなか自分のやっていることについて改めて考えるタイミングってないものなんですよ。聞かれて答えようとすることで、自分自身の仕事について見つめなおす、現場スタッフにとってもそんな機会になったのかもしれません。


とはいえ、このコロナ禍の3年間は食事会形式の二次面接を行なうことはできませんでした。なんどか計画、準備をすすめたのですが、そのたびに感染者数が増加し、断念せざるを得なくなったのです。

しかし今年の採用はやっと食事会形式が復活します。

多くの花組スタッフが参加してくれる予定です。応募者のみなさん、そして花組スタッフにとっても良い時間になることを願っています。

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